研究活動
2023年12月6日(水)愛知県立大学長久手キャンパスにて、講演会「祖国を創るー死刑台を超えて―」を開催します。今の時代、私たちはどのような社会をつくっていけばいいのでしょうか?それは、人が生きるに値する祖国(ホームランド)を創ることではないでしょうか?元在日韓国人死刑囚(2015年再審無罪確定)の康宗憲さんにジャーナリストの中村一成さんが聞きます。
日 時:2023年12月6日(水)13:30~17:00
形 式:会場&オンライン(参加費無料)(※申し込みフォームはこちら)
会 場:愛知県立大学 長久手キャンパス S201講義室(※キャンパスマップ)
〒480-1198 愛知県長久手市(ながくてし)茨ケ廻間(いばらがばさま)1522-3
東部丘陵線(リニモ)「愛・地球博記念公園」駅から徒歩約3分(※交通アクセス・地図)
康宗憲(カン・ジョンホン)さん
1951年生まれ。
1975年、韓国のソウル大学医学部在学中に、反共法・国家保安法違反の容疑で拘束、死刑判決が確定。
88年に仮釈放。
2015年韓国大法院で再審無罪判決確定。
89年に帰日し、同年「韓国問題研究所」設立。
大阪大学、同志社大学などで非常勤講師を務め、アジア・朝鮮半島の現代政治、国際平和などの科目を担当。
著書『死刑台から教壇ヘ-私が体験した韓国現代史』(角川文芸出版、2010年)、編著『北朝鮮が核を放棄する日』(晃洋書房、2008年)、『金大中自伝1,2』(岩波書店、共訳、2010年)など。
中村一成(なかむら・いるそん)さん
1969年生まれ。
1995年、毎日新聞に入社。
京都支局、大阪社会部、大阪学芸部などを経て2011年からフリー。
在日朝鮮人や移住者、難民を取り巻く問題や、死刑が主なテーマ。
映画評の執筆も続けている。
著書『ウトロ ここで生き、ここで死ぬ』(三一書房、2022年)、『映画でみる移民/難民/レイシズム』(影書房、2019年)、『ルポ 思想としての朝鮮籍』(岩波書店、2017年)など。
共 催:山本かほり(愛知県立大学教育福祉学部)
李洪章(神戸学院大学現代社会学部)
岡真理(早稲田大学文学学術院)
協 賛:NPO法人三千里鐵道
問合せ:homeland231206@gmail.com
※本研究は、JSPS科研費、JP20K02088JP、JP20K02188、JP20H00006の助成を受けたものです。
担当者 山本かほり(愛知県立大学社会福祉学科)、金碩浩(愛知県立大学社会福祉学科)